DD-WRTによるWDS同等機能の実現

DD-WRTの Ver2.4 からはWDSに似た、リピーターブリッジ機能がついた。

http://www.dd-wrt.com/wiki/index.php/Repeater_Bridge

Wikiの図にあるように、WiFiルーターかの電波を受けて、無線LANコンバータと同じ動作をしながら、かつ別のSSIDを使って仮想アクセスポイントとしてその場所から電波を送ることができる。
WDSとはSSIDが違うというところが異なるのか?(詳しく知らない)

このメリットは、頭に書いたようにWDS機能をもっていない古いWiFiルーターに同様の機能を付与できること。
私は、WHR-HP-G54 にDD-WRT を入れて使っている。

まだとりあえず一通りの設定をし、仮想アクセスポイントに接続できることを確認した程度なので、安定性や速度については不明。

ただ、私のニーズはWiFiルーターからの電波が途切れがちのギリギリの場所でPCを使うことがあったのだが、この不安定さを解消するためであり、簡単なWEB検索などができれば充分なため、時々切れてもそれほど困らないし、速度はそう重視していない。

家のWiFiルーターにはWDS機能がない。 そのためにわざわざ買い直すことなく、しかも古いルーターも使えることを考えれば充分である。

接続手順は先ほどのWikiの右下の図の通りに、リピーターブリッジにしたい機器を設定してあげればいいだけ。
http://www.dd-wrt.com/wiki/images/9/9b/Repeater_Bridge.jpg

なお私は、WiFiルーターIPアドレスを192.168.1.1としているので、説明図の通りでOKだった。
なお説明図にはないが、Gatewayは192.168.1.1に、LocalDNSも192.168.1.1にしておいた。

そしてWiFIルーターのFirmファームもDD-WRTである必要はない。
私のWiFIルーターはBuffalo製で、Firmも元のままである。