WHR-G54Sを無線LANコンバーターに

家の無線LANの暗号化には、これまではAESに対応していない古い機器もあったのでWEPを使っていた。
しかし以下のような、WEPは10秒で破られるという記事を見て、AESに移行しようと決めた。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/23569.html

そこで目をつけたのが、フリーの無線LANファームウエア。
DD-WRTとtomato

一台、WLI2-TX1-G54という無線LANコンバーターを持っているが、これがWEPに対応していなし、
フリーのファームウエアをいくつか見ても、対応がちょっとあいまいだったので、あまっている
baffaloのアクセスポイントWHR-G54Sをコンバーター化してしまうこと。

DD-WRTとtomatoの導入〜設定を比較すると、tomatoのほうが導入も楽で、設定もしやすいし、
以下のようにスループットや設定画面の軽快さでも上回っているよう。
http://pink.cc/

なので、tomatoを導入してみた。
導入はいくつかのサイトに紹介されてるし、ファームウエアをダウンロードして解凍してやると出てくるReadmeファイルも丁寧に手順が書かれているので、その通りに進めてやれば問題なさそう。
以下のサイトがうまく書かれている。

http://www.smallstyle.com/20071001.html

ただ、ちょっとしたことだが上のサイトでは whr_install.bat を走らせた後のところで
「ここで一旦止まりますので、指示通りまずは電源ケーブルを抜きます。
つづいて、電源ケーブルを挿して、緑色のPOWERランプがついたらすぐにEnterキーを押します」
とあるが、この部分は

・バッチファイルを走らせる
・電源を抜く
・Enterキーを押す
・電源を入れる

でOK。
それ以外は紹介ページのままで進めると、無事にtomatoファームの設定画面に入れるはず。

今回はコンバーターとして使うのだけれども

Wireless Client Mode と Wireless Eather Bridge のどちらを使うか迷った。
二つの違いは以下のサイトに書かれている。
http://www.air-stream.org.au/wireless_bridge

Access Point Client / Wireless Client Mode
AP Client or Wireless Client mode allows the Access Point to effectively become a wireless client to another AP. In essence the AP has now become a wireless adapter card. You would use this mode to allow the device to communicate with an existing AP. Wireless cards will not communicate with access points in AP Client / Wireless Client mode.

Point-to-Point / Wireless Bridge
Point-to-Point / Wireless Bridge mode allows the Access Point to communicate with another Access Point capable of point-to-point bridging. However, be aware that most manufacturers use proprietary settings when enabling bridging mode in the Access Point. A typical scenario for this selection is connecting two routers at Mac level through a wireless connection (ie mac3 and mac2 in the diagram above)

上流に無線LANルーターが一台あるわけで、ルータールーター の組み合わせは時々接続がおかしくなったりする経験もあり、ここは eatherブリッジモード にした。
ルーター自身のIPアドレスは 192.168.1.100 としておいた。

また上流になる無線LANルーターMACアドレスのフィルタリングをかけているので、今回ファームを変えた WHR-G54Sの無線LAN側のMACアドレスを登録した。
暗号化には WPA Personal の AES を選択し、キーワードを設定。

これで一番下の SAVE を押すと自動的に再起動される。
そのときに画面にはルーターにアクセスするときのIPアドレスがかわったため、注意喚起の画面が出る。
再起動が完了すると使えるようになっている はず。

今のところ順調に動いている。