管理者権限でソフトを動かす

家族が使うので、勝手にソフトをインストールさせたくない、そして電力制御を働かせたい、という希望をかなえるため色々検討した。

今回はCrystalCPUIDとMobilemeterを動かしたかった。
これらのソフトはWindowsXpWindows2000で、管理者権限モード(Administrator)での動作が必要なソフトである。
制限ユーザーのままで管理者モードが必要なソフトを動かすための補助ソフトが、フリーでいくつか知られている。RUNASAとか。
しかし、時々起動の途中でエラーが出て、安定しない。エラーが出ると例えばCrystalCPUIDが効かずに終了してしまうことになる。WindowsXpで電力制御させずCrystalCPUIDで制御させるためXpの省電力設定は「常にオン」の状態にしているので、ソフトの起動に失敗するとでPCが「常にON」の状態で動き、高温となって危ない。 これに困った。

もうひとつは、CrystalCPUIDの説明によると、前述のようにOSの省電力モードを「常にオン」としてCryastalCPUIDのモード設定したショートカットをスタートアップに登録することになっているが、そうすると、ログオンせずに放置した場合はCrystalCPUIDが起動しないまま放置されることになり、これもまた高温となって危ない。 必ずしもすぐにログオンするとは限らない。

色々考えて、Windows SteadyStateを使ってソフトのインストール制御をしようかとも考えたが、どんどんやることが複雑になっていき、どっちが目的だかわからなくなりそうなので、やめた。

結局どうしたか...結局、目からうろこ という感じだったが、タスクマネージャーにCrystalCPUIDを登録して解決した。
今までちゃんと使ったことはなかったが、タスクマネージャーによるソフト実行のタイミングになんと【Windowsa起動時】がある。ここに管理者として実行するようにパスワードを登録してスケジュールを設定すれば、ログオン前にソフトだけちゃんと起動する。
難点はCryastalCPUIDがタスクバーにアイコンとして表示されないことだが、ちゃんと制御されていることは確認できたので、これは割り切った。
Mobilemeterも同じように登録した。こちらも起動はするのだけれど、こちらは制限ユーザーの画面に動作温度やクロックの表示パネルが出ないので使い物にならない。

とにかく、これで古いAthlonXP-MのノートPCが熱暴走でいっちゃうことがなくなった。