Puppyでのmimo無線lan他

手元にあるMelcoのWLI-CB-G108(BELKIN8010のOEMなんでしょう)をPuppyで使おうと、悪戦苦闘していた。
まずは、Ndiswrapperをインストールし、無線lanを設定。
Puppyにセットアップしているネットワークウイザードで接続にトライ。
あいにく無線lanの暗号化設定がWPAーAESであり、ネットワークウイザードではWPAーTKIPかWPA-AES2しか設定できないので、WPAーTKIPでとりあえず設定後、手で修正が必要。
ネットワークウイザードも最初は要領がよくわからなくて苦労した。

修正箇所はネットのあちこちで書いてあるが
/etc/network−wizard/wireless/wpa_profiles
のなかに保存されている、無線lanカードのMAC Adressのファイル名がついた
XXXXX.WPA.confというファイルを開き、pairwiseとgroupの暗号化を
CCMPとしてやる。

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proto=WPA
key_mgmt=WPA-PSK
pairwise=TKIP
group=TKIP
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
proto=WPA
key_mgmt=WPA-PSK
pairwise=CCMP
group=CCMP

                                                                        • -

これで接続してやるとアクセスランプを見る限りちやんとつながってるし、DNSサーバーからIP adressも振られる。しかし、ネットにはつながらない。

色々検索すると
しかし、実際にはつながらない。

Puppyから取れるのNdiswrapperのpetパッケージは古く、
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=127465
にはNdiswrapperの1.9でMIMO Pre-Nをサポートとあったので、Ndiswrapperの1.9のtar.gzファイルを入手して、petパッケージに変換してインストールした。

ペットパッケージへの変換は
Ndiswrapperのファイルを起動したPuppyのホームディレクトリなどに保存してやる。保存したディレクトリでマウスの右ボタンから「ここでXTERMを起動」を選びターミナルを起動する。そして
tgz2pet XXXXX.tar.gz (XXXはファイル名)といれてやると、XXX.tar.goのファイルを XXX.petファイルに変換してくれる。
できあがったpetファイルをクリックすると「インストールするか?」と聞いてくるので、OKでインストールする。

でもやっぱり変わらない。ubuntuのフォーラムではうまく動いたという書き込みもあるけれど、全然ダメ。

結局断念して無難に MELCOのWLI3-CB-G54Lを使うことにした。
この無線LANのドライバーはPuppyの4.3.1には標準で入っているので、さっきと同じ無線の設定をしてあげれば簡単につながる。

ところでこの使いにくいPuppyに入っている無線lan設定ユーティリティよりも
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=47838
で紹介されているWPA_GUIで設定するのが簡単でわかりやすい。
WPA_GUIはインストール後、再起動してあげないと、無線LANカードを認識しないので注意。