ソニーのヘッドホン

今日、ヘッドホンを買いました。これまで使ってたソニーのインナーイヤーヘッドホンが断芯したんです。
オーディオ製品には結構苦労させられています。ハズレを引いてしまうんです。

今でも使ってるヘッドホンは、ちゃんとしたステレオにはスタックスのコンデンサータイプのものを使っています。これは高かったけれど、そのへんのヘッドホンの音がわざとらしくて聞けなくなるくらい、自然でいい音です。自然って?と言われると困るのですが、何しろ誇張がなくていい音です。

写真はポータブルCDプレーヤーについてきたり、後から買ったりしたヘッドホン類。
一番右のが、最初に買ったソニーのプレーヤーについてきたもの(一番右)
そして次は今でも売ってるパナソニックCDプレーヤーSL-CT800についてきたヘッドホン(右から2番目)
これで音があまりに悪くてびっくりしたんです。まさかその前に買った安い(当時のソニーの中では最安の)CDプレーヤーについてきたものの方がいいとは思わなかったから。

ただ考えてみると昔からソニーのものは壊れやすいイメージがありましたけど、ちょっとしたラジカセでもずっといい音がした記憶があります。
それをまた体験して、やっぱりな〜と思った次第。
その経験を生かして前回はインナーイヤーの密閉型、ソニーMDR-EX51SPを購入(左から2番目) これはとても満足しました。ただ、買った時からプラグのあたりで断芯しそうって思ってました。細くて柔らかすぎ。で、案の定1年は使えなかった。

で、今回、そのコードの太さを基準にパイオニアSE-CL30(一番左)を購入。
(まあ、太いのは大体廉価版に使われる)
パナソニックにもあるけど、CDプレーヤーのヘッドホンのことがあったので、きっといい音ではないと予想してやめました。
でも、まいった! このパイオニアの、あまりの音の悪さに...
値段的にはこっちの方が500円くらい安いだけ。500円でステレオがラジカセの音に下がってしまうとは。同じCD聞いてるとは思えないほど、聞いて手も面白くもなんともない。帯域が狭いし、プラスチックの筐体に音が共鳴して出てくる、そんな感じでです。

イオニアって、最近ではデジタル伝送のドルビープロロジック仕様のワイヤレスヘッドホンを作って、あれは音がいいと評判だったわけですよね?
そんなメーカーが、こんなに手抜きをしたものを作るなんて。
ソニーは単なる付属の安いヘッドホンでもそれなりの音なのに、です。
このへんがプライドの問題?こだわりの伝統?
何しろあっけにとられてます。

ということで、これだけは我慢できずに、またソニーのを買うでしょう。
今度は断芯させないよう注意して。そしてEX71へと、ワンランクアップさせようかと思ってます。