Linuxmint20 LXDE ドイツ語版のLive起動

Linux mint 20 LXDE のドイツ語版を Persistent Live 起動で使う

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過去のUbuntu系では、Persistent設定にバグがあるということで、Rufusで4GB以上のPersistentを設定してもうまく動作せず、しかたなくMKUSBを使って4GB以上のPersistent liveで使っていた。 私はPersistentを20GB以上で使用している。

 

しかしこのMKUSBで作成した Persistent Live USB はAlienware18で起動しないという問題が発生して、このPCでは使えずにいた。

 

その後 Linux mint LXDE のバージョンがあがって20となり、これはRufusで 4GB以上の

Persistent領域が問題なく設定できて、Alienware18でも起動できることがわかった。

 

次はドイツ語キーボードの問題である。

以下のリンクにあるように、起動時にドイツ語の部分を日本語の設定に変えてやればいいのだが、Rufus で作成したLiveUSBでは毎回この操作をやる羽目になる。

2020.07 軽量なLinux Mint 20 LXDE LTS-Versionを、Celeron搭載の ECS LIVE STATION LS-4-64で日本語起動 | LN date…

 

知識があれば、CDROMドライブとして書き込み不可の設定になっている上記関連ファイルを書き換えればいいのだろうが、私にはできないので、元のISOイメージ自体を書き換えることにした。

 

 書き換えには Linux の ISO  Master を使った。 使い方は ISO Master の説明サイトを参照した。

書き換える場所は ISOイメージの cdrom/isolinux/isolinux.cfg と cdrom/boot/grub/grub.cfg の2箇所

UEFI起動をしない Legacy BIOS なら最初のほうだけでよかったが、UEFI BIOS のPCで起動する場合はあとの方を変える必要があった。

使い方は紹介サイトを読んだが、下段がISOイメージになる。

1.下段のISOイメージの上記の場所にある2つのファイルをテキストエディタで開き、先程のサイトのように言語をDEから日本語UTFに変更する (どちらも同じ記述がある)

boot=casper iso-scan/filename=${iso_path} locales=ja_JP.UTF-8 locale=ja_JP.UTF-8 quiet splash --

2.変更したものを同じ名前のまま、自分のローカルディスク上に一旦保存する。

3.下段のISOイメージのなかのiso.cfg と grub.cfg をremoveし、かわりに書き換えてローカルに保存した同じ名前のファイルを、下段のISOイメージにaddしてやる。

4.そしてこの書き換えたISOイメージを名前を変えて保存する。

ISO Master

5.名前変更したLinux Mint20 LXDE のISOを使ってRufusでPersistentありの設定でLiveUSBを作成する。

 

Live起動後は、他の紹介サイトにあるように、言語設定の変更をしてやればいい。

それでも言語やキーボードの設定がうまく変わらない場合は

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

を実行して、コンソールGUIからキーボード設定を行えば、次回から正しく入力できるはずである。